ビザカードと一時滞在カードの違い
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ビザとは?
ビザは査証とも呼ばれ、外国人が他の国への入国・滞在を許可する公的証明書です。ビザは通常、パスポートに貼付されています。ビザにはいくつかの種類があり、それぞれが受入国のさまざまな権利の所有者向けです。
一時在留カードとは?
一時在留カード(テンポラリー・レジデンスカード - TRC)は、外国人がビザを更新しなくてもベトナムに一時的滞在、また長期間滞在できるようにするカードです。このカードは出入国管理局によって発行されます。
ベトナムで有効な一時在留カードを持っている外国人は、ビザを申請する必要はありません。なぜならば、一時在留カードとビザカードは同じ役割であり、両方とも外国人が観光や居住を目的としてベトナムに来るときに必要な書類です。
これら2つのカードの違いは次のとおりです。
+ ビザカード(査証とも呼ばれ)は、ベトナムに短期滞在を許可するカードです。通常、ビザカードは1か月や3か月の有効で、有効期限が切れると、何度も更新する必要があります。ビザカードを対象とする人は、ベトナムで短期間出張する人や観光客です。
+ 一時在留カードの有効期間はビザより長く、対象によって6か月から5年まで発行されます。ベトナムに一時在留カードを持っている外国人は、半年から3年までにたった一回、一時在留の延長を申請しなければなりません。一時在留カードを持っている人はそのカードが有効なら、海外に自由に出入国できます。
ビザを持っている人はベトナムへの出入国時の手続きが少し複雑になり、ベトナムに滞在する時間はたった12日しかありません。
一時在留カードは、ベトナムに長期間居住・労働の方、年間に何度もベトナムに出入国する必要なある外国人にはふさわしいです。