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ベトナムへの入国手続き

更新日:

飛行機でベトナムに入国する場合には、到着した空港で下記の流れで入国手続きをすることとなります。

(1) 日本からの出発日本での出国手続きを参照

(2) 到着到着ターミナルから案内版に従ってイミグレーションカウンターに向かいます。

(3) 入国審査カウンターは50ヵ所あり、日本人は「All Passport」と書かれたところに並びます。順番が来たら、パスポートのみを入国審査官に提示し、入国スタンプを押してもらいます。パスポートを返却されたら、スタンプが押されているかどうか確認します。

(4) 荷物受け取り入国審査が終わったら荷物受取り所へ向かいます。荷物が出てくるターンテーブルは飛行機の便名ごとに別れているので、案内板で搭乗便名の表示があるターンテーブルを探し、搭乗した便名が記載されているターンテーブルで自分の荷物をピックアップします。似たような荷物を間違えて取らないように注意します。自分の荷物が出てこなかったり、破損しているなどのトラブルが生じた場合は、利用航空会社のカウンターまたは遺失物窓口へ行きます。その際、チェックイン時に渡されたクレーム・タグ(荷物引換証)が必要となります。

(5) 税関申告課税対象となるものを持っているかたは赤のゲート、申告の必要がないかたは緑のゲートを通って手続きを行ないます。申告すべきものがある場合は「入出国カード兼税関・検疫申告書」に記入します。ベトナム入国の際通関では、よほど大きな荷物でもない限りチェックされることはほとんどありません。最後に空港出口でクレーム・タグ(荷物引換証)の提示を求められることもあるのでこの時点まで捨てずに持っておきます。

注意:入国時の外貨持ち込み額に制限はありませんが、現金5,000米ドルあるいは同額相当外貨、または15,000,000ドン(現地通貨)のいずれかを超えて所持する場合は、空港で税関申告する必要があります(申告用紙は税関係官に請求してください)。この申告をせずに、出国の際に上記の額を超える現金を持ち出そうとした場合には、所持金を没収されることになります。なお、10万米ドル以上あるいは同額相当外貨の持ち込み、持ち出しについては、10万ドンの手数料が徴収されます。

 ベトナム滞在中に外貨から両替した現地通貨(ドン)の外貨への再両替については、500米ドルあるいは同額相当の外貨までは旅券及び航空券の提示のみ、それ以上の額の場合は更に外貨を現地通貨に両替した際の外貨交換証(記名のあるもの)の提示が必要です。ただし、再両替の規定は流動的なため、外貨から現地通貨(ドン)への両替は必要最小限に留めておくことが無難でしょう。

また、在留邦人は、ベトナム国内で銀行から引き出した外貨のうち、限度額(5,000米ドル相当)を超える額を国外に持ち出す場合は、当該銀行から許可証の発給を受け、それを 携行する必要があります。

持ち込み及び持ち出しが禁止されているものは、銃、爆発物、麻薬、骨董品、ベトナム人のモラルに悪影響を及ぼすおそれのある出版物、写真、ビデオ等があります。申告を要するものとしてはビデオカメラ、ラジカセ、CDプレイヤー、パソコン など500万ドン相当を超えるものであり、申告に際してはメーカー、機種を明記しておく必要があります。また、ビデオテープ、DVD、CD等の持ち込みはその内容のチェックを受けることになり、猥褻物と判断された場合は多額の罰金が徴収されます。内容のチェックにはビデオテープ等を預ける必要があるので、紛失、没収等の危険を考え、必要な物以外持ち込まないほうが無難です。その他、 別送荷物、アルコール類(度数22度以上のものは1.5リットル以上、それ未満の度数のものは2リットル以上)、タバコ(400本以上)、金(300g以上)についても申告が必要です。

申告書(薄緑色)は航空機内で配布されませんので、空港税関係官に請求の上、入手してください。税関申告書は審査が終了すると検証印が押されて本人に渡されますが、この申告書は出国の際 、あるいは別送荷物通関手続きの際に提出する必要があるので、大切に保管してください。

(6) 到着ロビー:  到着ロビーには、両替所や旅行会社があります。

起源:
https://vnembassyjp.org/ja/%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%85%A5%E5%9B%BD%E6%89%8B%E7%B6%9A%E3%81%8D